今月の始めに厦門石材展示会を見学したことは、先のブログで報告いたしました。訪中時に南安の工場を訪問する機会がありました。そういえば、G616(金山石)の鉱山が南安地区であったと思いだし、急遽訪問する事にしました。先日、’月刊石材’の紙上である中国の貿易会社がこの石を独占販売する権利を得たとする広告記事を見たからです。当社の販売品目にもあるこの材料は比較的単価も安く、水を吸いにくいと一定の評価があります。定期的に発注をいただく重要な石種です。手に入らなくなるのは困ると感じて、実際を探るべく訪問した次第です。2011年に一度訪問した経験があるので、鉱山の社長に連絡を取ってみると、まだ旧正月の休み中にもかかわらず案内をしていただきました。採掘量は依然としてそんなに多くはありません。キズ、ムラが多いので日本向けの墓石材は全体の20%程度で月産1000才以下と思われます。採掘した石は、ある程度以前から付き合いのある工場を限定して出荷しています。しかし、一社独占で出している事はないとの事です。今後も独占して特定の会社に出荷する事は一切ないという事なので、取り合えず安心しました。
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「中国厦門レポート」カテゴリーアーカイブ
石材情報 vol.17
石材情報 vol.16
当社厦門事務所からの報告です。
最新の在庫状況および品質を報告します。
印度M-10 原石在庫40㎥
ロイヤルグレー 原石在庫4㎥ 再入荷の予定はありません。
河北山崎 原石在庫30㎥
1301 原石在庫20㎥
長泰654細目 原石在庫 60㎥ 長さ3.3m 良質材が入荷しています。
この在庫量は当社の取引先工場の在庫です。全体の総量を示すものではありません。
清水 剛介
石材情報 vol.15
石材情報 vol.14
明けまして、おめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
今年はどんな年になるのでしょうか?私には全く想像がつきませんが、安倍政権に期待するしか無いのでしょうか?不安が付きません。何とか経済改革がうまくいって明るい兆しが見えてくるといいのですが。。。。。。
さて、久しぶりの石材情報です。今年は週一位のペースで頑張りたいと思います。当社厦門事務所からの情報をそのまま流します。
1.印度カラハリ現在の在庫は約50㎥です。 2.河北山崎(細目)在庫50㎥最長3m。 3.ロイヤルグレーはフィンランドからの入荷が止まっていて、残り4㎥です。バルチック問題ありません。 4.中国稲武、現在の在庫約10㎥、春先から鉱山が再開される見込み。 5.668在庫多数6.614C在庫が少なくなってきました。 6.1301今年から鉱山が再開される見込みです。価格上昇か?
新石種 1.G1302・・・湖北省産青小目石、まあまあ安いので有望か? 2.SG-298・・・AG-98の代替石種、採掘量と単価問題ないようです。今後期待します。 3.SG-603・・・名前からもわかるように福建省603の代替石種、湖北省産。少々縦目横目がある。安いので使えます。
来週は厦門訪問して新しい材料の鉱山を訪問する予定です。追って、報告します。