清水組 情報発信ブログ

石材情報 vol.18

今月の始めに厦門石材展示会を見学したことは、先のブログで報告いたしました。訪中時に南安の工場を訪問する機会がありました。そういえば、G616(金山石)の鉱山が南安地区であったと思いだし、急遽訪問する事にしました。先日、’月刊石材’の紙上である中国の貿易会社がこの石を独占販売する権利を得たとする広告記事を見たからです。当社の販売品目にもあるこの材料は比較的単価も安く、水を吸いにくいと一定の評価があります。定期的に発注をいただく重要な石種です。手に入らなくなるのは困ると感じて、実際を探るべく訪問した次第です。2011年に一度訪問した経験があるので、鉱山の社長に連絡を取ってみると、まだ旧正月の休み中にもかかわらず案内をしていただきました。採掘量は依然としてそんなに多くはありません。キズ、ムラが多いので日本向けの墓石材は全体の20%程度で月産1CIMG4804-2000才以下と思われます。採掘した石は、ある程度以前から付き合いのある工場を限定して出荷しています。しかし、一社独占で出している事はないとの事です。今後も独占して特定の会社に出荷する事は一切ないという事なので、取り合えず安心しました。CIMG4812-2

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