清水組 情報発信ブログ

匠の技

神社、仏閣、史跡を訪ねると、職業柄どうしても石の造形に目がいきます。

豊川稲荷(妙厳寺)

ここには年、数回参拝するのですが、素晴らしい石造物が多々あります。多くは明治~昭和初期に建立されたものです。電動工具がない時代に、よくもここまで仕上げたものだと感心させられます。感動さえ覚えます。神前灯篭の緻密な細工、鐘楼の見事な曲線による石垣(目地は紙一枚入らない程、さらに磨き仕上げです)現代の技術でも、ここまで出来る職人は少ないでしょう。鳥居等には岡崎の職人の銘が刻んであります。先人の技に触れ、いろいろと勉強させられます。今後大口の檀家、神徒さんの減少で、技を凝らした献納品が減っていくでしょう。少し残念です。                          清水 恵介

高速道路から天竜川へ

天竜川の畔に佇む名刹に お引越された観音様

約20年 東名高速道路の御見守りをしてきました。

嫁がれる前 製作者の尾崎佛師によって クリーニングが施されたのですが

目元に洗剤の残りが あたかも涙が流れているように 寂しげな表情に見受けられ

佛像には 魂 精 が宿るのだなと改めて思いました。

少し気が引ける気持ちで建立しましたが 設置後の表情を見ると

穏やかな 良い御顔になっておられ 一安心。

今後は天竜川の安寧を祈り 御見守りを お願い致します。     あさおか。

麒麟がくる

梅雨の季節になり、気づけば、もう6月。

新しい大河ドラマもとっくに始まっています。

が、前回の「麒麟がくる」、個人的にはとてもおもしろかったと思います。

ちなみに清水組には「麒麟がいます」

高さ約50cmの石の麒麟ですが。なかなか見事です。

ご興味おもちいただけましたら、ぜひご来店ください。

大島

新年度

石工団地の桜が満開です。新しい門出にはやはり桜です。毎年4月に桜の開花を見ながら新しい年度に代わりますから、やはり日本人には桜の開花は特別な感情を持たせるのでしょうね。私も心機一転、フレッシュな気持ちで4月1日を迎えることにしましょう。     清水 剛介

岩津の天神様

2021年も早いもので、3月を迎えました。

3月といえば、受験シーズン。ここ岡崎にも受験生が多く訪れるパワースポットがあります。

それが「岩津天満宮」、学業上達、合格祈願等多くの学生が訪れ、岩津天神と呼ばれ親しまれています。

岩津天満宮の御祭神は菅原道真公、学問の神様として非常に有名です。風水上最高の地「四神相応の地」に御鎮座されるということで、聞いているだけでご利益がありそうです。

入り口では、大きな鳥居と独特な石製の反り橋がお出迎えしてくれています。

長い階段を抜けると、立派な拝殿が、そして、その前に立派な牛の像がご鎮座。この牛は「撫で牛」というそうで、牛の撫でた部分に効果が出るということで、私も頭を撫でてみました。頭を撫でると頭が良くなるそうです。きっと効果が出ると信じています。足が悪い人は足を、腰が悪い人は腰を撫でるとよいそうです。

岩津天満宮は梅の名所ということで、この季節は梅も咲いており、目の良い保養となることと思います。

是非、一度ご参拝ください。

(日高)

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