清水組 情報発信ブログ

鐘楼

当社が創業100周年を迎えたことは、先日のブログに書きました。100年も商売をしていると各地に当社が作った石製品が今も建っています。遠いところでは、アメリカのロスアンゼルス、、、ロジャースタジアムの春日灯篭です。他に僕が知っていて、もしかしたら皆さんも見たことがあるかもしれないものでは静岡県の三島大社にある大蘭渓灯篭があります。また、東京の神田明神には大きさは忘れましたが、馬鹿でかい大黒様の石造が納められています。石は永遠に残る可能性があります。

先日、愛知県内(尾張地方)のあるお客様を訪問した時に「近くのお寺に当社が昔作った鐘楼の石垣が今も建ってるよ。」と聞き見に行ってきました。下の写真がそうです。岡崎市門前町  清水組石材会社と彫刻してあるので、当社に間違えないようです。清水組の組が会社名についたのが昭和19年なのでこの建造物はおそらく昭和20~25だと推測されます。今度、父親に見せて聞いてみます。昭和25とすると約65年前ですね。私が生まれる前ですが無茶苦茶古いとは言えません。

古い石造建造物には、石工さんの名前とか製造会社名が彫刻してあるものをちょくちょく見かけます。製造者が自身のプライドと後世への名誉をかけて作っていたのを感じることができます。最近は、こんな仕事は珍しいでしょうね。ほとんどが名も無き中国の石工さんが作った製品なのですから。。。。私が社長になって早くも20年が経ちますが今だかつて、当社の名を刻んだ石造物は残念ながら立てたことはありません。

この地域には同じような鐘楼がほかにもいくつかあり、少なくとも他二件で同じように当社製造の証拠が彫刻してあるみたいです。おやじに聞いて、古い石造物を探して歩いてみたいですね。

消費税

石材業界で消費税の影響はどうなんでしょうか?新聞紙上で他の業界の記事をみるとその影響は限定的と見る論調が大勢を占めています。当社では、3月の売上がいつもの年よりもかなり多かったですね。これは、おそらく小売店様からの前倒しの発注が多かったためだと思われます。そうなると4月に入って発注量は少し減る傾向になると思われます。回復するのは、7月以降でしょうか?もちろん、この考えには何の根拠もなく私の私見ですからあまり当てにはできません。

相変わらず、たくさんのご発注をいただいて忙しくしていられるのがいいですね。よく言いますよね。暇な時ってろくな考えが浮かばないって。久しぶりに、ブログ書こうとしているのにろくな文章が浮かんできません。

清水 剛介

消費税増税

皆さん、毎度ありがとうございます。消費増税まで1か月を切りました。最近、お客様(石材店)から今注文したら増税前に納品することが可能ですか?との問い合わせが多くなってきました。厳しい世の中です。一円でも安く仕入れたいと思うのはみな同じです。なるべく、お客様のご要望にお応えするべく努力すると答えています。

でも、よく考えてみるとあまり焦ることはないように感じます。最終の小売りが4月1日以降であれば5%で仕入れても8%で仕入れても石材店様の納付税額に変わりはありません。下記の写真は、当社営業員向けに書いたものの写しです。小売店様が清水組から一万円(税別)の商品を仕入れて2万円(税別)でお客様に売り渡す時の税額の算定値です。上段は5%(3/31まで)に仕入れて8%(4/1以降)で小売する場合です。1600円の消費税をお客様から預かりすでに仕入れ段階で清水組へ預け済みの500円を控除して1100円の納付になります。合計の納付額は500+1100=1600円ですね。これに対して8%(4/1以降)に仕入れた物は800+800=1600円です。どうですか?全く同じですね。清水組に預ける税額と、石材店様自体が直接納税する金額のバランスに差が出るだけですね。

これは、5%であろうと8%であろうと流通段階で消費税の損得は全くないという事です。最終消費者であるお施主様の負担は3%増えますが、それ以外は消費税の増税は考えなくてもいいんじゃないでしょうか?僕はそう考えますが、どうでしょうか?一度、皆様方の税理士先生に確認していただくのがいいと思います。僕が間違っていたら、ご一報をお願いいたします。

清水 剛介

石材情報 VOL.10

暫くの間、切らしていました材料が再入荷しましたので報告いたします。

河北山崎細目 約100m3

新山崎 約10m3   です

春節明けの荷物から製作可能です。よろしくお願いします。

追伸 最近各方面から清水組創業100周年、おめでとう。とお祝いの言葉を投げかけられています。なんでも中部経済新聞の”周年を迎えた愛知の企業”で100周年のところに当社の名前が載っているみたいです。私は確認していませんが、あまり関係の深くない方からも言われるのでそうなのでしょう。それで、調べてみるとやっぱりそうみたいです。私で4代目。100年は長いですね。昨日、風呂の中でちょっとこの事について考えてみました。100年前のこと創業者の故清水文吉氏から始まり、私の祖父である故清水和一氏の時代の戦時中には日本軍の仕事をしていたと古い文献にあります。戦後は石材の仕事では立ちいかなくなり、一時繊維関係の仕事もしていたみたいです。私の父親の清水一平の時代には機械化を進め、石材卸会社としての地位を確立したとの事です。いろいろ、各時代で紆余曲折はあったのでしょうが何とか会社が存続しているのは素晴らしいことですね。100年の間に当社にかかわった人って、いったい何人いるのでしょうか?100人なのか、1000人なのか、はたまた10000人はあるかな?今となっては想像できません。現状で従業員約30人として家族をそれぞれ4人として計120人、取引先会社の数40社以上、お客様約200社、それぞれの会社の従業員、その家族まで含めると、やっぱ10000人は下らないですよね。こう考えると、私の責任って自分が考えている以上に大きいのかな?あまりプレッシャーを感じても仕方ないですが、やるしかないですよね。皆さん、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

清水 剛介

石材情報 vol.7 岡崎ストーンフェア

岡崎ストーンフェアが10/19~20で開催されました。悪天候にもかかわらず多くのお客様にご来場いただきました。この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。残念ながら、20日は大雨で2時で中止が決定されました。結構気合入っていただけに、恨めしい天気です。そんな中、各営業員の頑張りで多くの発注を頂戴しました。お客様には重ねて御礼申し上げます。

毎回、天気が悪いと考えます。せっかく来ていただいたお客様の靴が泥でぐちゃぐちゃになるのは見るに堪えません。来場されるお客様の事を第一で考えるなら、開催場所を変えるのもそろそろ考えないといけないのでは?清水 剛介

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