654平和が一年後に採掘停止になるかも?
現在、鉱山の近くで高速道路を建設しているようです。一年後に開通見込みで、それに伴い閉山となるようです。中国政府の規定によると、鉄道や高速道路から3km以内では鉱山は営業できないとの事です。
654甫田の鉱山は現在休山しているようです。採掘許可の更新が遅れているためです。ご発注の際には、その都度在庫の確認が必要です。
清水 剛介
皆さん、ご無沙汰しています。週一のブログをしばらくサボってしまいました。少し読者が減ったかな?
さて、今回は614に関する話題です。周知の通り、614(同安)がとうとう採掘できなくなりましたね。中国からの石製品輸入の黎明期より623、603と並んで、日本の石材産業をある意味席巻した材料もいよいよ終焉を迎えつつあります。ちょっと寂しい感もあります。いやいや、やっぱり寂しくなんかありません。よくよく考えれば、これらの石材のおかげで日本の墓石メーカーは窮地に立たされてしまったのですから。
私見はさておき、日本向けの有力石材がなくなり中国の商社、工場からはこれに代わる材料の提示を多数聞いています。614に似てるとはとても思えない材料がほとんどです。皆様も日本の石材商社からいろいろと提示されていることと思います。似てないのに新614とはこれいかに!! 614に代わる石は614に石目等が似ているといった視点ではなく、614と単価的に近い金額で提供できる石の事ですね。
大方は新614=G1902(江西省産)が多いようです。当社では約20年前にこの材料は原石で買い自社工場で加工していました。その時の名称は”青中目”でした。いい石でしたが少々、錆が出る懸念があります。採掘鉱がたくさんあり、モノにより品質にムラがありました。今は改善されているのでしょうか?使用に当たっては、しばらく観察が必要でしょう。
当社では、この石材ではなくもう少しだけ安心してお客様に提供できそうな石材を新614として売り出しています。 614-Sです。福建省内で採掘されている材料です。皆様にお勧めする前に自身で鉱山を訪問し品質を確認してまいりました。少々青味のある色合いは旧614よりいいかも?一度、使用いただく事をお勧めします。
清水 剛介


厦門事務所から新しい情報が来ました。
まずは悪い情報からです。
・614 墓石工場に長尺(8尺以上)の材料がなくなりました。外柵工場に発注することになりますが複雑な加工は心配です。
・AG-98 原石の在庫が少なくなってきている模様です。値段が上がるとともに品質も低下するでしょう。少々色の薄い製品も入ってくる見込みです。
・G1301 原石の在庫が300才程度しかありません。単価が上昇、品質の低下が避けられません。
次に良い(悪くない)情報です。
・614-S 614(従来品)に代わる石種です。福建省産出の材料です。1902(江西省)ではありません。8月の特価品にしました。Sは工場の頭文字です。清水のSではありません。
・AG-98S 614の価格優位が無くなったので、白御影最安値に躍り出ました。Sは工場の頭文字です。清水のSではありません。
・Bブラウン(クリスタルブラウン) 原石が500才程入荷したようです。材料に限りあります。細かいクレームは受け取れないとの事です。
・新1688なる石材が出てきました。サンプル取り寄せています。請うご期待。
清水 剛介
厦門事務所からの新情報をお知らせします。
AG-98 を8月から値上げをするとの情報が来ました。中国でよくあるデマなのかどうかよく判りません。ただ単に値上げをしたいけどどうなんでしょう?といった噂だけなのかもしれません。でも、皆さんちょっと待ってください。AG-98が今より20%値上がりしたら継続して使う価値ありますかね。私の長年の経験(約30年)からしますと、石材の価格は需要と供給それに加えて歩留りで決定するはずです。
厦門市内の住宅価格は、今や1へーベイあたり20,000人民元以上すなわち¥340,000日本円です。100へーベイ=30坪のマンションは日本円で¥34,000,000―.ですよ。絶対、岡崎より高いですよね。
なんかおかしいと感じるのは、僕だけでしょうか?
清水 剛介
当社厦門事務所からの情報です。
・G1301(湖南省)・・・閉山してるようです。在庫原石約300才あります。
・CF-66,SH-69(湖北省)・・・閉山しています。在庫原石各200才程度。
福建省以外の材料もどんどん閉山しています。繰り返し申しますが材料が少なくなれば、無理して製品を作る傾向が強いです。絶対いいものはできません。
くわばら、くわばら。。。。。。。。
清水 剛介