清水組 情報発信ブログ

G670閉山か?

G670の原石について当社厦門事務所から報告がありました。

現在、採掘を中止していています。再開するかどうかの情報は入っていません。中国の商社によっては供給不能と言っているところもあります。詳細を確認しましたところ、確かに採掘はしていないが在庫を抱えている工場が数件あるとの事です。幸いにも当社の取引先がそのうちの一軒です。今のペースで使用した場合、少なくとも1年分はあります。比較的小規模な工場です。当社の発注を含めて数社しか取引がありませんが、現状では新しい取引先との取引は考えていないとの事です。

ただし、今後、在庫の減少に伴い単価が上昇してくる可能性があります。色合わせ、長尺対応の問題も少なからず出てくるでしょう。ご発注に際しましては、あらかじめお問い合わせいただきますようお願いいたします。

代表取締役  清水 剛介

中国石材工場の状況

1/9~12まで3泊4日で訪中し、当社取引先工場の状況と今後の見通しを確認してまいりました。一部の墓石工場を除き1/14(土曜)より旧正月の休暇に入ります。概ね2週間程度の予定ですが、今年は始まりが少し遅れるみたいです。工員が帰省先から順調に戻ってくるかどうかは予想がつきません。すでに各工場では休み明けの工員の給料の値上げを各工員に通達済みで、早期の現場復帰を促すよう努力をしています。給料の値上げは概ね15~20%のようです。この工賃の値上げ以外にも原石、運賃等流通経費、港経費、梱包費用等の値上げがすでに実行されているか、今後実行される見通しです。これにより単価の上昇も継続して行われるようです。新しい単価が各社より提示されていますが新しい相場、あるいは枠組みが形成されるまでにはしばらく時間がかかる模様です。

もう一つ大きな問題があります。経営環境の変化により石材の需給バランスが今までと違う形になって来ている点に注目しなければなりません。すなわち、製品供給の観点から見ますと買い手市場から売り手市場へと変わりつつあることです。わかりやすく申し上げれば、今までは買い手側が工場を選別する傾向が強かったのが、一部の優良工場ではすでに工場側による買い手側の選別が始まっているという点です。工員の減少⇒生産量の減少⇒お客の選別 といった図式でしょうか。簡単に申しますと生産量の減少により儲けさせていただけないお客様からの注文は受けたくないということです。これは日本のバイヤーに限らず厦門の貿易会社にも適応されています。日本人、中国人に限らず支払いの悪い会社、クレームの多い会社等の注文は受け付けてもらえなくなります。支払い能力に問題がある会社は前金での支払いを要求されています。

我々、日本人バイヤーにとってこの状況は見過ごすことはできません。それぞれの会社の今までの実績、経営姿勢が今後の石材供給に大きな影響を及ぼすことになるのは明白です。

当社ではフェアートレードの精神の元、中国工場と真摯に向き合って共存してまいりました。今後も今までと何ら変わることなく各工場との取引を継続してまいります。今回の訪中では各工場を訪問するとともに、各工場の社長、工場長と一緒に昼食をとり今後の見通しについて意見交換をしてまいりました。当社の発注は最優先でこなすとのことであります。

現在のような環境変化の中、当社の製品は適正な品質、適正な納期、適正な価格を保ってお客様のもとへお届けできるものと確信することが出来ました。今後も各工場あるいは各お客様と良い関係を継続すべく努力を続けて参るつもりです。

代表取締役    清水 剛介

641採掘状況

この所、614の品質に問題が多くなってきました。白手の材料が増えてきたのです。

早速、鉱山の状況を当社厦門事務所の担当者を通じて確認をとりました。採掘量が最近減ってきて供給不足になってきています。各工場が鉱山に前金を払って順番待ちの状況です。買うときも色の問題で鉱山にあまり文句を言うことができないようです。AG-98が値段が高くなりましたので、その分、614の使用量も若干増えてます。

当社では、614の鉱山に隣接する同安の工場に発注するとともに、崇武在住の検品員にも色の確認を重点的に行うよう指示を出しています。

清水 剛介が厦門からの情報を要約しました。

 

青雲紅と山峡紅の原石について

青雲紅と山峡紅の原石について

山のほうでは今は両方とも採掘しています、元々は建築用材で原石の中から良い石を選らんで墓石に使います。両方でも量が多くでません。山峡紅の山が前は止まりましたが、最近は採掘し続きました、何箇所で取っています。取引の工場では青雲紅 20m3 山峡紅10m3ぐらい在庫があります。

以上、ご報告いたします。

劉 2011.12.14

中国の旧正月休みについて

中国の旧正月休みについて

2012年1月23日(月)は中国の旧正月になります。国のお休みは1月22日(日)から1月28日(土)までです。中国の伝統的な習慣ではお正月は家族と一緒に過ごすのが普通です。工場で働く人達は殆ど外省(四川省、安徽省、江西省等)からの出稼ぎです。 その頃になると、帰省の人が多くなり、お正月の交通がとても込みます。田舎に遠いから、四川省では汽車で二日間も掛かります、切符も簡単に買うことができません、皆は出来るだけ早く用意します。

工員たちが一年に1回か2回しか帰らないので お正月に近づくとあまり仕事をしたくなくなるし、田舎に早く帰りたい気持ちになってきます。今年は例年より早く帰る見込みで 戻りも遅くなりそうです。3Kの仕事のため、石の仕事に従事する人が以前より減少し続け、今年は特に明らかです。遅く戻ってきても簡単に仕事を見つけられるから 昔のようにお正月が明けても、すぐに戻らない人が多くなりました。

上記の状況では 日本のお正月休みが明けて、(1月9日ぐらい)すぐ中国の旧正月(1月23日)に入るため、2012年1月では製品の出荷はあまりできなくなりますし、2月にも影響が出てきます。

 

一、2012年1月

①1月7日(土)船積み便————————-ok

②1月14日(土)船積み便———————ok

③1月21日(土)船積み便——————-不可能

④1月28日(土)船積み便——————不可能

二、2012年2月

①2月4日(土)船積み便————————不可能

²  ②2月11日(土)船積み便——————- ok

²  ③2月18日(土)船積み便———- ———-ok

④2月25日(土)船積み便———————- –ok

~~

その後は正常になります。

1月14日の船積み出荷製品を完成すれば工員さんが帰ります。近い地区と地元の人は17日/18日になりますが、21日便は出荷しない可能性が大きいです。2月1日ぐらいから仕事が始まりますが4日は船積みできません。11日と18日もそんなに多くは造れません。旧正月前に発注された製品を優先的につくるので 皆様のご発注があれば、なるべく早めにお願いいたします。。

以上、ご参考ください。

よろしくお願いします。

劉 12-7

 

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