清水組 情報発信ブログ

三寒四温

この時期になると”三寒四温”という言葉を各地で耳にします。言うまでもありませんが徐々に温かくなってくるという意味ですね。ゴルフ場の芝も徐々に青くなってきて、いよいよシーズンインです。早く、青々とした芝の上で球を打ちたいものです。

また、この時期になると当社では決算の準備をしなければなりません。毎日毎日の仕事の集積が決算書に現れてきます。会社の成績表です。会社の成績はすなわち社長の成績ですから、次の一年私が胸を張れるかどうかがかかっていると言っても過言ではありません。まずは棚卸からですが、僕はこの作業が毎年嫌で嫌で仕方ありませんでした。数年前までは、原石はもとより製品、半製品、仕掛り品等に分類して一つ一つ寸法を測り書き止め集計するといった作業です。だいたい、土曜日、日曜日に会社に来て延々とこの作業を続けるのですから楽しいわけありませんよね。この所、少しこの作業が楽になりました。原因はまず第一に材料の種類が減ったことが挙げられます。しかも工場の稼働も減っているので棚卸するべき製品が以前の数分の一になってしまっています。今後はどうなっていくのでしょうか?中国の加工賃が上がってくれば、また日本での加工が増えてくるとの意見も聞かれます。材料が高い石で加工が簡単なら、少しは日本に戻ってくるかもしれません。そうなった時に日本で対応できる工場はいったいどれだけ残っているのでしょうか?嬉しいような怖いような感じです。

近い将来、また嫌になるほど棚卸する工場製品があふれるようになることを期待するばかりです。

代表取締役   清水 剛介

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