清水組 情報発信ブログ

中国の結婚式

 

 

 

 

 

ちょっと前の事になり恐縮ですが、中国で結婚式に参列してまいりました。厦門で結婚式に出たことはありますが、今回は湖北省の省都武漢から車で2時間ほどの山あいの小さな村での結婚式です。まず、何を着て行けばいいのかが分かりません。厦門でのときはほとんど日本と同じでした。いつも泊まる厦門のジンミンホテルではたびたび他人の結婚式に出くわしていたので、何となく雰囲気を想像することができ大きな心配はいりませんでした。今回は要領が少し違うようでして、あらかじめ聞いた当社厦門事務所の職員からの情報だと皆普段着だとの事です。しかし、ネクタイぐらいは着けていかないとカッコ悪いなと思い、普段は着けたことの無い赤色のネクタイを買って出席してまいりました。日本ですと結婚式は白いネクタイですが、こちら中国では白と黒はともに葬式(ご不幸)があった時の色です。結婚式とかの時は赤色か黄色がいいようです。結果を申しますとネクタイを付けていたのは、私ひとりでした。司会者も新郎、新婦の親族たちも誰一人としてネクタイを付けていませんでした。ちなみに日本人を含む外国人は私だけです。最初に爆竹や花火で大いに盛り上がり、新郎新婦の紹介に始まり、来賓の紹介(私を含む)、そのあとは芸人さんがお祝いの獅子舞の披露等の余興、飲めや歌えやで3時間程の式でした。堅苦しさは全くなく、みんなで楽しみましょうといった感じです。なかなか新鮮さを感じた式です。

新郎のお父さんは、当社取引先工場の社長です。私が厦門に事務所を作って以来の16年を超えるお付き合いです。長い取引を通じてこうやって公私にわたってお付き合いをさせていただく間柄になってまいりました。

この会社を含め中国での取り引き工場は皆10年以上のお付き合いです。ビジネスだけでなく、お互いに一人の人間として尊重しながらお付き合いをしています。今後も長いお付き合いの中で、共存共栄を図れるように頑張ってまいります。

清水 剛介

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