清水組 情報発信ブログ

厦門の様子

1/27~30まで訪中しました。目的は、旧正月以降の各種業務の打ち合わせです。一人での訪中は久しぶりです。いろいろな課題について、当社厦門事務所との意思疎通をしてまいりました。今年は躍進の一年になりそうな予感がします。

昨年の日中関係は必ずしも良い関係とは言えませんでしたね。日本にもいろいろな問題があるように、中国にも多くの問題があります。短い滞在でしたが、厦門の町中は以前とかわっていないように見えました。両国が良き隣人として、相手に敬意を払いながら行動することが重要です。私も微力ながら頑張りたいと思います。

残念なことが二つ。一つは両替のレートがずいぶん悪くなりました。10,000日本円が一番高い時は800人民元位になったと記憶していますが、今回はなんと635人民元(ホテルで両替)です。なんと20%の下落です。すべての物の値段が日本人にとっては20%値上げされた事になります。あまりにも急激に円安になったので、私の財布も対応できていません。

もう一つ残念なのは、厦門事務所の近くにあった日本料理屋が中国料理(火鍋)に代わってしまったことです。前回12月初旬に訪中した時は、改装中だったので新しいお店に期待していたのですが残念ですね。幾度か、かつ丼定食を食べましたがもうありません。お店に入って中国料理に変更した理由を聞きました。昨年の例の騒動以来、店主(台湾人らしい)が日本料理店に見切りをつけたと店員は話していました。

厦門に事務所を作ってもうすぐ10年です。飛行機は関空からの直行便は数年前になくなりました。厦門事務所の場所も始めた時とは違う場所で営業しています。スタッフの人数も増えました。為替レートもずいぶん変動しました。石材の輸入量もずいぶん増えました。本社の事務所も建て替えました。

ふと鏡を見ると、私もずいぶん老けました。髪の毛が減り、白くなり、顔にはしわが増えてきました。あっという間の10年でした。ある程度は、公私ともに満足のいく10年でした。しかし、もう一度やり直すことはできません。今からの10年は先輩方に聞くと、もっと早く感じられるみたいです。心して、後悔のない人生になるよう頑張りたいと思います。

代表取締役    清水 剛介

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